特性表 耐熱衝撃性（熱衝撃抵抗）ランキング
耐熱衝撃性（熱衝撃抵抗）とは
耐熱衝撃性は、材料が急激な温度変化に耐える能力を示す特性です。これは、高温から低温へ、または低温から高温への急激な温度変化によって生じる熱応力や熱膨張・収縮に対する材料の抵抗力を意味します。
耐熱衝撃性（熱衝撃抵抗）ランキング表
| 順位 | 材質名 | 熱衝撃抵抗 （ΔT（℃）） | 特徴 |
| 1 | 熱分解窒化ホウ素：PBN | 1720 ～ 2400 | 熱安定性と化学安定性に優れる。半導体製造装置の部材などに活用。 |
| 2 | 窒化ホウ素：BN | 1500 | 潤滑性と高温での安定性が特長のセラミック。電気絶縁体や熱伝導部材に採用される。 |
| 3 | 窒化ケイ素：SiN | 650 ～ 800 | 高硬度、耐熱性、耐衝撃性に優れるセラミック。エンジン部品や耐摩耗部品に利用される。 |
| 4 | 炭化ケイ素：SiC | 400 ～ 600 | 耐熱性、耐摩耗性に優れ、高硬度のセラミック。半導体プロセスの部材や耐摩耗部品に使用される。 |
| 5 | アルミナ：Al2O3 | 150 ～ 200 | 高硬度、高耐熱性のセラミック。絶縁体や耐摩耗部品、人工骨にも使用される。 |
特性表 耐熱衝撃性（熱衝撃抵抗）ランキング